TextwellからGit2Go経由でGitHubに書き込む方法
ここ一連のTextwellアクション、BinderやBesideはGitHubPagesを利用しています。GitHubは無料で公開サーバーを立てることのできるサービスです。ただ、iPadのSafariだと操作性が悪い。iPhoneからは閲覧できるだけ。これでは宝の持ち腐れになる。
Git2Go
そこでGitHubを読み書きするアプリ。最初、何から手をつければ良いかわかりませんでした。でも初期設定を済ませれば、こんな便利なものはありません。
リモートログイン
歯車ボタンから「設定」に入ります。一番上の「リモートログイン」でログイン。いろんな種類がありますが、一番上のGitHubでログインしておけばOKです。
Git ID
GitHubに登録したユーザー名とメールアドレスを入力します。SSHキー
「再作成」でGit2Go専用のSSHキーを作ります。暗号が生成するので「公開鍵を共有」から「コピー」を選択。次にSafariでGitHubを開き、settingsの「SSH and GPG keys」。「New SSH key」を押し、Titleに「Git2Go」、Keyに先ほどの暗号を貼り付けます。
リポジトリの取得
「リポジトリ」で「ローカル」をタップし「GitHub」に切り替えます。必要なリポジトリを選択するとローカルにクローンが生成します。つまり、iPhone側にディレクトリのコピーが作られる。下段の「ファイル」でファイルの作成や編集が行えます。
投稿の仕方
そのままでは同期しません。下段に「状況」というタブが出るのでタップ。「編集」の「すべてを追加」を選びます。書き込みボタンが現れるのでそれを押し、コミットメッセージに「iPhoneから」と書き「コミット」をタップ。そのあと同期すれば変更が反映します。
Textwellで書き込み
TextwellからGit2Goに転送します。URLアドレスやファイル名が必要なので、あらかじめアクション内で設定してください。デフォルトはdocフォルダにtest.htmlを作成します。試用して問題なければリネームする算段。ファイル名をタップするとリネームできます。
まとめ
GitHubにスクリプトを転送する方法が完成しました。サーバーを経由するとlocalStorageが使えます。データを保存できる。アクションの可能性が広がります。でもTextwellのサーバーだけでは淋しいですよね。クラウドサービスのミニ版みたいな使い方ができるから、いろいろWebアプリを作成してもいいわけで。カスタマイズを施して自前のアプリに仕立て上げることができるはず。これは来年の課題かな。