【Textwell】Cartaで始めるカード式ライティング(4):機能追加編

ちょっとだけ使い方が変わっています。


Carta

【Textwell】Cartaで始めるカード式ライティング(1):基本編
CartaはTextwell用のカード式ライティング・システムです。長い文章を書くとき、空行に挟まれた段落をカードとして扱い、全体構成を編集します。「タイトル+本文」の構造を持つテクストであれば、この...

iPhoneの狭い画面で長い文章を書く。そのためにデザインされたのが「Carta」です。Cartaは「カード」のポルトガル語。本文を空行ごとのブロックと見なし分割執筆します。全体構成の推敲を深めることができます。今回、個人的に必要になった機能を追加しました。

Import Textwell ActionCarta


Notes連携

二本指でスワイプすると、現在のカードをNotesに保管します。階層を一段上がる感じでしょうか。ただしNotes画面を閉じると「Compile」が出る副作用があります。Notesも連結できてしまう。面白いので残しておきますが、想定外なので修正するかもしれません。

NotesはCartaを束ねるバインダーになります。進行中の記事を、並行して何本も下書きできます。目処が立ったところからブログに投稿する。これぞ執筆マスプロダクション。

Import Textwell ActionNotes


Clip連携

タイトル左の四角ボタンを「ブレット」と呼びます。「弾丸」の意味。これをタップするとカードをClipに移動します。カードはCartaから消え、Clipアクションに保管されます。

Clipはクリップボードを管理するアクションです。クリップされたテクストをカーソル位置に貼り付けたり、クリップを組み合わせてマージしたり出来ます。応用すれば、カードを別のノートに移すときの一時退避する作業領域としても使えます。ご活用ください。

Import Textwell ActionClip


まとめ

Textwell 1.8.7
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

アクションが生態系を構成する。エコロジカル。自分で作っておいてなんですけど、他のアプリに無い感触があります。なんだかカードマジックっぽい。カードが消えたり出たりしながら文章を紡ぎ出すから、なかなか面白いシステムを見つけたものだと思います。