FOR ONCE IN MY LIFE

なんでバレンタイン・デイは年に一回なんだろう? 3ヶ月に一度くらいあっても良いんじゃないか? いや、やっぱり困るか。


FOR ONCE IN MY LIFE
1965(Ronald Miller / Orlando Murden) Dionne Devereaux


For once in my life
I have someone who needs me
Someone I've needed so long


人生でこの一度だけ
私と会うべき人に私は出会う
この人に会うため生きてきた
今度こそは怖れずに
運命の導くままに道を歩もう
そうすればきっと強くなれる


今度こそ手を触れよう
私がずっと夢見てきたものに
遠い昔から知っていた
温かいあなたみたいな人なら
私の夢をかなえてくれる、と


この人生で二度と
私は哀しみに負けたりしない
苦い過去を繰り返しはしない
今こそ手に入れる
決して私を見捨てないものを
私はもう独りぼっちではない


今こそ言える
これは誰にも奪えぬ私のもの
自分が愛されてると気づけば
どんなことでさえ私はできる
人生でこの一度だけ
私と会うべき人に私は出会う


あ、宗教ソングだ。ま、いっか。一期一会。神様に出会うのも、恋人に出会うのも同じこと。神様は「誰か」を通してあなたに愛を届けてくれる。いつもいつも。そのことに気づけば、もう独りではない。自分も誰かに愛を届けるために生まれてきてるのだから。
1965年にトニー・ベネットがバラードで歌った曲。1968年スティービー・ワンダーがアップテンポにアレンジしてミリオンセラーになった。1997年TVドラマ『アリー・my・ラブ』でオフィス地下にあるバーのシンガー、ヴォンダ・シェパードが歌いリバイバル・ヒットしている。




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Only YouHarry Connick Jr.

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starハリー初のバラード集

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1950年代のバラードに取り組んだハリー・コニックJr。2003年のアルバム。いつもの派手派手しさがなく、渋く決めています。ソニーの社長からリクエストされた曲だったらしい。


The Blues: That's Me!
The Blues: That's Me!Illinois Jacquet

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star恐るべしジャケー

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1940年代ライオネル・ハンプトン楽団のテナー奏者イリノイ・ジャケーコルトレーンもロリンズも、ジャケーの演奏に衝撃を受けてテナーサックスを手に取ったと言います。ブルースとは何かを教えてくれるアルバム。ただ、一曲ずつが長い。


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star今の時期、耳に心地よいです

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ファンキーなロイ・エアーズビブラフォン。ピアノのハービー・ハンコックやアルトサックスのゲイリー・バーツもノリノリで参加しています。これも1968年。振り返ってみるとこの時代、「俺たちゃ、何にも縛られない。自由でハッピーなんだ」と皆が声を挙げ始めた。「ラヴ&ピース」を合い言葉に、大きな力となって世界を変えようとしていた。実は今も、そのエネルギーは消えてないのかもしれない。ただ忘れてるだけで。


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Moon and SandKenny Burrell

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ケニー・バレルのロマンティックなギター。しんみり聴かせてくれるアルバムですが、廃盤になってる模様。こちらの2枚組に収録されています。


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ボストンの法律事務所で繰り広げられるドタバタ・コメディキャリスタ・フロックハート演じる女性弁護士アリー・マクビールの私生活と法廷での活躍を描く。深夜にNHKで放送されていました。コメディなんだけど、裁判という舞台があるため、テーマがどれも重かった。差別の問題や人種の問題、人間の生き死にの問題。茶化さず真摯に取り組んでいるから、間のユーモアも生きてくるんだと思う。ヴォンダ・シェパードの歌はこちらで。