iPod touchテキストビューアBookShelf
Discoverはかなり良いんだけど、テキストファイルが読めないのがなあ。
BookShelfLT
JailBreakのとき「Books」と呼ばれていたテキストビューア。完成度が高いです。無料版は10冊までの制限付き。でも青空文庫の小説を入れて読む分には困りません。ただ、問題なのがファイルをパソコンから転送する方法。少しコツが要ります。
・まず、http://iphonebookshelf.com/ にアクセスして、右枠にある「Launch ShelfServer」をクリック。Java版のサーバーソフトiPhone BookShelfがダウンロードされます。MacでもWinでも走ります。
・iPhone BookShelfを起動。何か警告ボックスが出ても「信頼」をクリック。
・最初の設定では何もできないので、「Add Directory」をクリックして、共有フォルダを決めます。デスクトップあたりに、新規でフォルダを作るのが良いでしょう。その中に転送するテキストファイルを置くようにします。
・「Network Port」は「Automatic」を外し、「3689」にします。iTunes音楽共有のポートです。これを共用することにしました。
・「ShelfServer Password」も「Allow Public Access」を外し、何かパスワードを設定しておきます。これは安心のため。
・「Apply Settings」を押して、以上の設定を有効にします。
・Macのシステム環境設定を立ち上げ、「共有＞ファイアウォール」を開きます。「iTunes音楽共有」にチェックを入れて、ポートが使えるようにしておきます。
・iPod touchのほうでBookShelfLTを起動。右下の「下矢印フォルダ」のアイコンをタップ。すると「Near-by ShelfServer」にパソコン側のローカル・アドレス名が出ます。そこをタップ。フォルダの内容が表示され、ダウンロードしたいファイルをクリックすれば、タッチ側でいつでも読めるようになります。
表示がうまくいかないときは、左下の歯車アイコンからフォントを変えたり、エンコードを変えたりしてみてください。HiraginoとShift-JISあたりでカバーできるでしょう。
Briefcase Lite
テキストファイル以外をタッチに持ってきたいときはどうするんだ？となると、面白いアプリがありました。タッチからパソコンのフォルダを直接覗いて、欲しいファイルだけダウンロードする方法があります。ヘイ・マック・ソフトのBriefcase。Lite版は無料です。画像や動画をサポートしてます。画像を写真アルバムに持っていって、壁紙にすることも出来ます。
Macのシステム環境設定を立ち上げ「共有＞サービス」を開き、「リモートログイン」にチェックを入れておきます。「ファイアウォール」のほうの「リモートログイン - SSH」にチェックが入っている確認をしておいてください。これで、タッチのBriefcaseからパソコンに接続できるようになります。
（追記：考えてみたらどんなファイルも「印刷＞PDFで保存」を選べばpdfファイルに出来ますよね。このソフトはpdfも見れるんだから無敵です）
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