3月の曲

日差しがまばゆい。なんか、家にいるのがもったいないなあ。


ALICE IN WONDERLAND ふしぎの国のアリス
TAKING A CHANCE ON LOVE 恋のチャンス
I WISH YOU LOVE 残されし恋には
SOON スーン
ON GREEN DOLPHIN STREET グリーン・ドルフィン・ストリート
IT COULD HAPPEN TO YOU イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー
IT’S A SIN TO TELL A LIE 嘘は罪


書を捨て街に出よう。3月は別れと出会いの季節。年度末ですものね(2007年度分はこちら)。卒業する人あり、退職する人あり、新しい街へと巣立っていく人もあり。春が訪れる浮かれ気分の中に、一匙ほどの淋しさが入っているのがこの季節。
去年の3月は「グリーン・ドルフィン」や「イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー」など、スタンダードの中のスタンダードも入っていますが、どれか一曲選ぶとなると、個人的には「残されし恋には」でしょうか。トレネのシャンソンをジャズにアレンジしたこの曲は、もとのメロディの切なさと、新しく書き直された歌詞の優しさとが相まって、3月を物悲しく彩ってくれます。



Mare Nostrum
Mare NostrumPaolo Fresu

Act Music + Vision 2008-03-11
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ジャズはアメリカよりもヨーロッパのほうが元気だなあ。イタリアのトップ・トランぺッター、パオロ・フレス。アルバムのほうは、フランスのリシャール・ガリアーノスウェーデンのヤン・ラングレンが参加している「ヨーロッパ連合」です。言葉は通じなくても、音楽でなら分かり合える。とくに「ジャズ」はヨーロッパにとって舶来品であり、かえって自国の音楽に縛られず、共通言語になりやすいのかも知れません。
「イタリアのジャズ」というと、日本人の私たちには縁遠く感じられるけど、フレスさんのオフィシャルサイト(ここ)を覗いてみてください。下段メニュー「MUSICA」のところにmp3を載せてくれています。音楽に「言葉」は要らない。ただ耳を傾けるだけで、その人の「想い」が届いてきます。


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