THOSE WERE THE DAYS
今週は勤労に感謝。
THOSE WERE THE DAYS
1962(Gene Raskin / Boris Fomin) Mary Hopkin
Once upon a time there was a tavern
Where we used to raise a glass or two
あの頃、一件の居酒屋があって
僕たちはよく乾杯を重ねながら
笑い合い、何時間も過ごしては
お互いの夢を熱く語り明かした
けれど、忙しい日々が押し寄せ
輝かしい希望も失せてしまった
あの居酒屋で再び君に会いたい
君に会ってもう一度話がしたい
わが友よ、それはあの頃のこと
僕たちに終わりがあると知らず
いつまでも歌い踊り続けていた
自分で選んだ人生を生きていた
闘い、足掻き、決して負けずに
自分の道を突き進んでいたんだ
久しぶりにあの居酒屋を訪れる
でも昔の面影の残るはずも無く
グラスに映る、見慣れない男は
やつれた姿をした僕自身だった
すると入口で懐かしい声がする
君の笑い声が響き僕の名を呼ぶ
友よ、老いたな、バカのままか
そうさ、夢は今もこの胸にある
若い頃、何かやりたかったことはありましたか。今の暮らしは、その延長にありますか。そんなことない? いや、そうでもないでしょう。やりたかったことと見掛けは違っても、夢の光はそうそう消えるものではありません。今の仕事の中に、昔望んだことの欠片が残っていませんか。ただ夢を忘れただけ。思い出しさえすれば、自分の道を歩いている。儲からなくてもね。
邦題『悲しき天使』。1968年メリー・ホプキンのデビュー曲。もとはコンスタンティン・ポドレフスキー作詞のロシア歌曲『長い道』で、これをロンドンでジーン・ラスキンが訳詞して歌ったのをポール・マッカートニーが聴き留め、新人歌手メリー・ホプキンのプロデュースに採用。シングル・レコードが500万枚売れる大ヒットとなり、ホプキンは一躍世界のアイドルになった。日本では漣健児が歌詞を付け、森山良子の唄で知られている。
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アップル・レコードが最初に送り出したアーティストがメリー・ホプキン。ウェールズ出身の民謡歌手で、彼女が話す母語は英語ではない。ウェールズ語である。だから「悲しき天使」も、日本で歌われるような恋の唄ではない。フォーク・ソングなのである。ポップスを歌わせようとするマッカートニーと何度も対立し、やがて彼女は独立し、自分の唄を歌い始める。
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