iPadならではの音楽雑誌の魅せ方 MUSIC LIFE+

一応、音楽ブログだし。

・MUSIC LIFE+ for iPad

昭和を支えた音楽雑誌「ミュージック・ライフ」。その復刻版アプリです。バックナンバーが有料なので手を出してなかったのですが、アプリになってからの記事は全部無料だと気づき、あわてて読んでます。半端ない情報量です。二ヶ月おきに新刊の発行。いま３号まで出て、最新刊はツェッペリンが来日したときの回顧録。ロックが熱かった時代。読んでいても、時代の変わる音が聞こえワクワクしますね。
http://www.shinko-music.co.jp/musiclifeplus/

で、純粋に雑誌アプリとして見たとき、何がすごいかと言えば、横置きと縦置きで出てくる記事が変わること。通常の雑誌の二倍以上、情報が詰め込まれている。レビューではそこあたり勘違いしてる人がいますが、むしろデータが過剰なのです。
ポートレイトに構えるとインタビュー記事。上下左右にスライドさせる見せ方が心憎い。ところどころにムービーファイルが埋め込まれている。紙媒体をスキャンしたのとは訳が違う。iPadで読んでこそ意味がある構成です。そして、ランドスケープ。持ち方を変えるだけで、写真集に早変わり。ビートルズの来日とか、歴史的に価値がある写真がどんどん出てきます。確かにダウンロードに時間は掛かりますよ。それだけの情報があるんだから。まあ、空きメモリが許せば、バックグラウンドでもダウンロード出来るので、落ちてくるまでは別のことでもして待ちましょう。

FREDDIE MERCURY TRIBUTE LOVE OF MY LIFE
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でも一番気になったのが、ビートルズでもツェッペリンでもなく、三柴理氏の新盤。筋肉少女帯のピアニスト江戸蔵さんです。ピアノ一本でクイーンの名曲をカバーして行く企画もの。江戸蔵さんのルーツはここにあったんだな。クラシックとプログレがハイブリッドした音楽の世界。こいつは気になります。
http://homepage2.nifty.com/edy-mishiba/