BLUE MOON

明日はお月見。



BLUE MOON
1934(Lorenz Hart / Richard Rodgers) 解説ページ


蒼い月よ、お前は見ていただろう
独り呆然と立ち尽くす、私の姿を
愛する人を失い、胸に夢も持たず
ただ生きているだけの私の日々を


蒼い月よ、お前は知ってるだろう
私がずっと待ち望んできたことを
愛する人に今一度会わせてほしい
そう願う、心からの祈りの言葉を


すると突然、あの人が姿を現した
私の抱きしめるべきはこの人だけ
「許しておくれ」と囁かれた瞬間
見上げると月は金色に輝いていた


蒼い月よ、私はもう一人ではない
「孤独な日々」に別れを告げよう
愛する人を失い、胸に夢も持たず
ただ生きているだけだった日々に


The Trinity Session
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1988年カナダのオルタナティブ・バンド、カウボーイ・ジャンキーズが出したアルバム。インディーズで出したこのアルバムが口コミで広がり、世界中に売れた。アメリカのルーツ・ミュージックを現代風にアレンジし、淡々と語りかけるように歌う。「ブルー・ムーン」もエルヴィス・プレスリーのバージョンに歌詞を付け足し、新しい解釈を施してます。これ、彼氏が去ったままの歌になってます。それは切ないなあ。
でも元の歌も、幻想だけが舞い戻ってきて、実は恋人は帰ってないのだとすると結構オカルト。「孤独」に別れを告げたつもりが、ただ呑み込まれてしまっただけだったりすると、怖い怖い。蒼い月の呪い。早く現実に帰ってこいよー。
http://latentrecordings.com/cowboyjunkies/