とりあえずiPad2をiOS5にアップデート

予想通りLionのアップデートも来てますけど、まずiPad2から。
iOS5の前にiTunes10.5のインストールが必要です



iPadiTunesでアップデートを掛けて寝てたら、エラーメッセージで止まってましたー。予想通りです。「バックアップサーバーに繋がりませんでした」とのこと。なるほど。バックアップをクラウド上に作ろうとしたんですね。でもサーバーが混み合ってた、と。ただ再施行したら、あっさりクリア。後は次々転送が行われ、上の写真の画面になります(気をつけないといけないのは、この画面が出てもiTunesがまだ「復元中」の場合があること。うっかりケーブルを外しデータが消えてしまう事故が多発してるみたい。メッセージを確かめてくださいね。また、データが消えても、再度iTunesに繋げばバックアップからデータを戻すので、焦らなくても大丈夫です)。
ここで「続ける」をタップすると、iPad自体の初期設定画面になります。これからのiPadはパソコンを使わない。だから自前で基本設定することになる。まあ、今回のアップデートではあらかじめ項目が埋められていて「次へ」を押すだけで済みましたけど。マニュアルなしで進められるのがアップルの凄さ。



アプリ的には、メッセージ、リマインダー、Newsstandの3つが増えています。メッセージはチャット系アプリ、リマインダーはToDo系アプリですね。NewsstandはAppStoreから新聞や雑誌を購入するアプリ。自動配信されるようになってます。ただ、どれも英文雑誌だなあ。
http://www.apple.com/jp/ios/features.html



キーボードはテンキーが付きました。フリック入力です。五十音キーボードのとき、右下のキーボード・ボタンをプレスし「Split」。うーん、位置的に使いにくい。というか、DraftPadで文章を打ち込んでると、文字がキーボードの下に回り込んでしまうんだけど、おかしいじゃん。これは、キーボードをズラす方法がありそう。後でヘルプを読んでおかないと。
iPadガイド(アップル公式版 iOS5用)
それと五十音順配列はまだダメですね。iPadの文章は縦書きではありません。Webもメモも横書き。なら、五十音の配置も横に並べるべきです。目の動きが、本文とキーボードとで異なるようにしてちゃあ、デザインとして最悪でしょう。考え直して欲しいです。



お、Safariの「リーダー」もいいなあ。サイトから広告を取り省いて、読みやすい画面に変えてくれます。リーディングリストに入れておけば、後からでも読める。ただしオフラインでは対応してないので、Read It Laterは安泰。
FlipboardはRead It Laterに貯めていくと便利
さらに設定アプリのiCloudでメモの同期を指定すれば、無料のメール・アカウント@me.comが貰えます。でもこれ、メモとどういう関係があるんだろう??
iCloudのメール@me.comをメモで使う方法



日本語でiOS5を解説。作ってくれた人に感謝。


(追記)
なんだ。右下のキーボード・ボタンをプレスしながら上下させると、スプリット・キーボードを好きな位置に運べます。やっぱり考えてあるなあ。一番下まで持ってくると、自動で固定キーボードに戻る。二本指で開いても、スプリットさせることができます。両手で挟んで打つとき、HP200LXみたいな親指入力で。
おお、従来のフルキーボードの右下に「ABC」ボタンができて、アルファベットを半角でも全角でも打ち込めます。当然、全角空白もこれでOK。設定アプリでJIS配列も選べますね。さらには、変換候補のリストで右端に出る上矢印で、読みや部首検索も可能。
iPadユーザーズガイド(iOS5版PDF)