iCloudはLionの中にある(ファイル・テレポーテーション?)

さあさあ、お立ち会い。なんとiCloudDropboxになるよ。


10.7: Use iCloud to automatically sync files across Macs - Mac OS X Hints
iCloudOSXも同期する


ここのページを読んで判明。Lionになってからライブラリが隠しフォルダになったのですが、その中にiCloudの書類がバックアップされています。


まずはOSXの、種も仕掛けもないFinder。メニュー「移動」を選びoptionキーを押すと、あら不思議。移動先に「ライブラリ」が現れます。これを開き、中の「Mobile Documents」に入れば、そこはもうiCloudの中。並ぶフォルダは「アプリID-開発者名-アプリ名」形式。それぞれに「Documents」フォルダがあり、これがなんと同期する。



たとえばAwesomeReaderHD。設定メニューでiCloud Storageをオンにすると、ファイルは全部iCloudにバックアップ。これがOSXの「xxxxxx-xxxxxx-awesomereaderhd」フォルダ(アプリIDは暗号みたいな英数字なので、フォルダ名の終わりでアプリを同定)に転生し、開けば中身がiPadと瓜二つ。
さらには、そのDocumentsフォルダにファイルをコピーすると、AweReaderにも顔を出す。つまり、ケーブルがなくても、OSX-iPad間で同期。双方向で。以上は、iPadとパソコンの両方で、iCloudの設定「書類とデータ」がオンになっている場合のお話。いやあ、思わずDocumentsフォルダのエイリアスを作って、MacBookAirのデスクトップに置いちゃいました。


Awesome Reader HD 1.0 App Store
対象デバイス: iPad23G, iPadWifi, iPad2Wifi, iPad3G
カテゴリ: ユーティリティ   価格: ¥0
販売業者: Le Van Thang
iCloud対応のアプリなら、どれでも同じ要領。でもまあ、同期のタイミングが分からなくて、すぐコピーされたり、いくら待っても現れなかったり。ただ、コツさえ分かれば、面白い使い方が出来そう。これぞ、iCloudの隠し味かも。
iPadの神ファイラーになれるか AwesomeReaderHD