年末年始はiPadでモノポリーをどうぞ

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MONOPOLY HERE & NOW: The World Edition for iPad 1.0.1 App Store
対象デバイス: iPadWifi, iPad23G, iPad2Wifi, iPad3G
カテゴリ: ゲーム   価格: ¥0
販売業者: Electronic Arts Inc.
史上最悪のボードゲーム。これほど人間のダークサイドを暴き出す玩具はありません。笑顔の取り引きも、裏ではドス黒い利己心が渦巻いている。家庭円満の敵。資本主義の回し者。日本をバブル経済に追い込んだ張本人。それでも負けると悔しい。密かにiPadでトレーニングしておきましょう。
http://www.takaratomy.co.jp/products/monopoly/index.html



モノポリーの敷居が高いのは、不動産関係の複雑さ。でもそこはiPadが代わりに計算してくれます。4人で遊ぶことも出来るので、このままパーティに使える。「国際感覚が身につくよ」と子供を巻き込み、トラウマを植え付けるもよし。「だからあなたには財布を任せられないのよ」とご主人を凹ませるもよし。



サイコロを二つ振り、止まった土地を買っていくのが基本。相手の土地に止まれば、相手にレンタル料を支払う。同じ色の土地を買い揃えると家を建てることが出来、レンタル料も倍増。土地を安く買いたいときは競売に掛けたり、資金が足りなくなったら土地を抵当に入れたりできる。ここあたりのルールさえ分かれば、後は一度iPadと対戦してコツを掴んでみてください。
iPad版は、土地のマス目をタップすると抵当や建築の操作が出てくるようになってます。操作性が良いですね。GO止まりの倍貰いや駐車場での税収など、ハウスルールの設定も出来ます。



モノポリーは初め、経済学理論の学習用に考案された、投資の相乗効果を学ぶシミュレーション。これをチャールズ・ダロウがボードゲームにしゲーム会社に売り込んだが、ルールの煩雑さに取り合ってもらえなかった。ダロウは1935年クリスマス、手作り版を自主販売。経済恐慌後の不況にもかかわらず、瞬く間にヒットしました。しょっちゅう投獄されても、土地を抵当で差し押さえられても、戦略次第で挽回可能というアメリカン・ドリーミーなところが受けたのかな。


モノポリー NEW
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マネーゲームと見るから、本質が見えなくなるんですよね。偶然性をも考慮に入れながら、将来像を見通すアンガージュマンなゲーム。強い人は本当に強い。いろんな状況を想定し、どれにも対処できるリソースを確保している。絶対「想定外」なんて口にしない。そんなこと言えるのは、自分にイマジネーションが欠如してるのを白状してるようなもの。ただ、このゲームは「取引」がエゲツないです。「足元見やがってー」てなるので、取引禁止にしたいくらい。
都道府県ごとのご当地版も出てて、見てるだけでも面白いです。
http://www.1101.com/monopoly/