Evernoteにkickシステムなるものを組んでみた
要するに、チラシの裏システム。
DOSの昔から、エディタで文章を書いていると、本編とは関係ないことが思い浮かんで困ることがある。わざわざ別にファイルを立てるほどのことでは無し、かといって後々活かせるかもしれないから、残さないのも勿体無い。そういう中途半端なアイデアや妄想を一時的に外部に保存。頭の中から蹴り出すので「キック」と呼んでました。意識から追い出し、今書いてることに集中していく。
それはiPadになっても変わらない。そこでDraftPadでアシスト。
Title: @kick URL: draftpad://evernote/save?title=@kick&body=#@kick%0A<@> Option: Clear Current Line or Selection
カーソル行に「@kick」というタグを付け、Evernoteに保存します。保存が終われば、その一行を自動消去。クリップボードにも残さない。キレイサッパリ忘れるためのシステムです。「%0A」が改行コードになることに気づき、タグ付けに応用しました。もちろん、複数行に渡るときは、範囲選択してから実行。
(追記)
タイトルに文章が付くように変えてみました。こちらの方が分かりやすい。
URL: draftpad://evernote/save?title=<@>&body=#@kick
DraftPadからEvernoteを検索するアシスト(改訂版)
タグで絞り込めば、キックされた文章が閲覧できます。タグに「@」を使ったのは、リストの初めに並ぶから。時系列に並ぶし、一人Twitterな感じかな。
なお、DraftPad自体の原稿には「DraftPad」タグを付け、区別しています。これまでEvernoteからコピペで文章を持ってくると改行が崩れるバグがあったのですが、それが修正されてました。そうなると、この連携、断然使いやすい。
Title: Evernoteに保存 URL: draftpad://evernote/save?title=<@L1>&body=#DraftPad%0A<@@>
それとSafariからクリップするとき、中心記事だけ抜き出す方法も実験中。
javascript:window.open('http://s.evernote.com/grclip?url=http://www.instapaper.com/m?u='+location.href+'&title='+encodeURIComponent(document.title), null);
純正のブックマークレットだと、サイドメニューまで保存しちゃう。転送量制限のある無料ユーザーにはきついです。そこで、GoogleReaderのEvernoteClip機能とInstapaperのMobilizer機能を連結して運用(どちらのアカウントも要りません)。別窓が開いたときには終わってる。呼び出すだけで、EvernoteにWebクリップが出来てる仕組みです。
SafariのリーダーってEvernoteに便利なんです