5月の曲
忘れるところでした(2010年分はこちら)。
MOTHERLESS CHILD 時には母のない子のように
MY SHIP マイ・シップ
I’M GETTING SENTIMENTAL OVER YOU センチになって
GENTLE RAIN ジェントル・レイン
なるほど。去年5月にiPad2が届いたのでした。連日そのネタで押してるなあ。初代iPadに比べ、CPUもメモリも補強され、レスポンスが改善されました。使うことが楽しい体験になる。パソコンだと、本体の起動を待ち、ソフトウェアが立ち上がるのを待つ。それだけで数分を要します。文章を書くにもネットを覗くにも、ハードルが高くなる。それが、ただ手に取るだけに変わる。
iPad2最大の発明は、実はスマートカバーじゃないかと思います。初代のときは、全体を覆う黒ケースを使ってました。まだ従来の「タブレット型端末」の外見を引きずっていた。それをスマートカバーに変えたことで、デザインが「iPadはタブレットでない」とアピールしている。新しいジャンルのものだと。開けた瞬間、磁石の力でもう起動している。アクセスに隙がない。どう使うかは、ここから考えること。従来の範疇に収まりはしない。
それから一年、パソコンでやっていた作業はほとんどiPadに移行し、パソコンではやってなかった作業もFlipboardやDraftPadで実現しました。今までとは違うネットの見方をし、今までとは違う文章の作り方をしている。一歩先の未来。パソコンに戻るのはもう無理ですね。
http://youtube.com/watch?v=sB_lI4xPZjI
フィーリン・ザ・スピリット+1 グラント・グリーン (2008/8/20) EMIミュージック・ジャパン 音楽 - 124,544位 |
そんなわけで、グラント・グリーンとハービー・ハンコックのセッション。これが有機的連関です。強引な話の繋ぎ方ですけど、ええ、グルーヴなのです。一人では作り出せない世界が、二人の間、三人の間、四人の間に生まれます。それぞれ多重に宇宙が構成されている。始まりは、孤独に打ちひしがれるテーマ曲「時には母のない子のように」をグリーンが奏で、ソロに移行していく。ここまではグリーン一人の力量ですが、ハンコックにソロが回ると、この物悲しさをぶった切ってしまう。後半ソロが返ってきたとき、グリーンの中で何か変わっています。場にいるアーティストの呼吸が一塊りの生き物となっていく。これがグルーヴ。終われない。録音がフェードアウトなのも、致し方ないかも知れません。
(追記)
http://youtube.com/watch?v=kLyEg-eXf1g
今日のDraftPadアシスト・ライブラリは熱い。どうしたんだい、へへいベイビー。忌野清志郎三回忌。彼のメッセージは死なない。キヨシロォォォーッ!
http://modelessdesign.com/draftpad/assistlibrary