iPadがマルチウィンドウになると使いづらいかも MWWB

iPadも、こうなるとパソコン。


Multi Window Web Browser HD Lite 1.0
カテゴリ:ユーティリティ,仕事効率化
価格:無料 (MOBO Motion)
Webブラウザ・アプリ。iPadでマルチウィンドウが開くとどうなるか、体感できます。はっきり言って、狭い。文字が小さくなりすぎ。
http://www.mobomotion.com/multi-window-web-browser.html




壁紙を設定するとデスクトップ。左上の歯車ボタンから「Custom Background」。カメラロールから画像を選ぶことができます。



ブラウザは窓に合わせてリサイズされます。片方でYouTubeを再生しながら、別の窓で調べ物をしたり出来る。そういう意味では、動画や画像が中心で、しかもサイト間に渡って作業すべきとき、この形式での表示に意味があるかな。



並べ替えのボタンで全画面表示になったり、カスケード表示になったりします。全画面のときはメニューが隠れてしまうけど、上辺の「・・・」となったところをタップすると、メニューが出て来ます。


雰囲気的には、Windows3.1がWin95に変わったときのような衝撃を受ける。窓ごとにサイズを指定しデスクトップに開くと、躍動感が出て来ます。そして、窮屈に感じます。画面の中に気にすべきものがいくつもあり、こちらの指示を求めてくる。この感触を避けるために、パソコンではタグ・ブラウザに進化して来たのだから、この方向性は逆行。
アプリの場合でも同じかもしれない。マルチタスクをどう表現するのが使いやすいか。同時に並べるのはパソコンで常用され、そして効率も悪くなってきた。タスクバーもミッション・コントロールも、苦肉の対症療法。かといって、ホームボタン二度押しでスイッチャーを出すiPhoneの方法も、実はそんなに使いやすくない。iPadのマルチタッチで左右にスライドさせる方法は比較的馴染みやすいけど、これも裏技的で、知らない人が直感でできる操作ではない。自然に複数のアプリを使う方法は、まだ過渡期にあると思います。iOS6で新しい提案があると面白いんだけど、個々のアプリの改良にとどまってそう。