黒体フォントをDraftPad用DarkRoomに入れるとエキゾチック

思考は、文字のフォルムが「私」に語りかけた対話の航跡である。


DraftPad用DarkRoomに壁紙を貼る方法を見つけました - W&R : Jazzと読書の日々
まるで初めから想定されてたかのように。下書きはもっぱら自作のDarkRoomを使っている。このカーソル移動に慣れてしまうと、他のエディタが使えない。楽しすぎます。ただ、改造するポイントがもう無いですね...
DarkRoomはDraftPad用入力アシスト。カーソル移動をサポートしています。小まめに修正を繰り返してきたので、ここあたりで操作のガイドラインを覚え書き。
・一本指スライド:左右に滑らせると、滑った距離に合わせカーソルが動きます。
・二本指スライド:右方向に滑らせると、文字の範囲選択になります。
・ピンチアウト/ピンチイン:表示している文字の拡大/縮小を行います。
・[Previous | Next]:キーボードの左上ボタンで、入力の取り消し/やり直し。
・アシストの変数:color, bgcolor, fontsizeで文字色・背景色・フォントサイズを変更。
・bgcolorについて:bgcolor=url(http://foo.com/bar.jpg)とすると、壁紙の貼り付け。
左上の[Done]でアシストを閉じると変更が本文に反映し、カーソル位置もDarkRoomと同じところに移動します。ただし、変更がない場合は、カーソル位置も反映しません。


Typefaces 2.0.2
分類: ユーティリティ
価格: 無料 (kanotomo)

けれど、日本語のフォントはヒラギノ角ゴシック体と明朝体の2つしかないのかな。ちょっと淋しい。そう思い、調べてみました。iOSにインストールされているフォントの一覧。



中国語の「黒体」というフォントにひらがな/カタカナが入ってるとのこと。


DraftPad 1.6.2
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (Manabu Ueno)

じゃあ、というわけで、DarkRoom の font-family に黒体フォントをセットしてみました。そういうお遊びのアシストということで。
登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/akt835w



こんな感じの表示になります。丸文字かビルマ文字みたい。アルファベットが読みやすいけど、ひらがなはやりすぎかも。スクリプトを書くときは、意外と視認性が向上する印象。
そういえば、外国産のアプリで、ときどき日本語の表示がこのフォントのがあります。海外の方には区別がつかないのでしょうね。でも明らかに何かが違う。それもまた「情報」ではあるんだけど、言葉にできないレベルの「情報」。文字が図形である正体を少しバラしかけてるような、妙な危うさを感じるんです。この黒体フォントは。それだけのことで、書くリズムも変わってきます。この現象は面白い。