OSXならAutomatorを使って選択範囲をwri.peに転送できます

というか、ショートカットキーで呼び出せるようになる。


最強エディタwri.peをOSXアプリ化しデスクトップに置いておく方法
いまや、たいていのことはWebアプリで出来るし、クラウドがデジタルライフの要になってきている。ただ、ブラウザ越しに使うとブラウザって邪魔なんですよ。締め切りの原稿を書いていたつもりが、いつの間にかYo...
OSXアプリ化を済ませたなら、次にやりたいのはテキスト転送ですよね。wri.peはWebサービスだから直接書き込む方法はありませんが、クリップボード経由でテキストを渡すことは出来ます。他のエディタで文章を書いて即wripe.appを起動。そんな感じの拡張機能OSXに追加してみました。こういう柔軟性がMacの面白いところ。


  1. Automatorを起動し「サービス」を新規作成します。
  2. 右ペイン「ワークフロー」に、「クリップボードにコピー」と「アプリケーションを起動」の二つを並べます。左ペインから探してドラッグ&ドロップ。
  3. 「アプリケーションを起動」の「連絡先.app」のところを「wripe.app」に変更(wripe.appをあらかじめアプリケーション・フォルダに入れておくと便利)。
  4. 「ファイル>保存」でサービス名を「wri.peへ出力」とすれば出来上がり。



これで、テキスト選択しているとき、コンテキストメニューに「wri.peへ出力」が出てきます。選ぶとwripe.appを呼び出す仕組み。選択範囲は自動でクリップボードに入るので、ペーストすればクラウドに保管しておけます。とても便利でしょ?



でも、それだけじゃない。コンテキストメニューさえ要らない。
システム環境設定を立ち上げ「キーボード」の項目を見ると「ショートカット」というタブがある。この「サービス」に「wri.peへ出力」が増えてますよね(「テキスト」の中にあります)。選択すると右端に「ショートカット追加」と出てくるのでこれを選び、キーボードで[control]+[command]+[W]の同時押しをしてください。キーボード・コンビネーションが記憶されます。以降、テキストを範囲選択してから[control]+[command]+[W]の同時押しをすると、すぐwripe.appが出てきます。


OSXにwri.peが溶け込む。SafariのURL欄を選択し[control]+[command]+[W]の同時押し。wripe.appが起動。テキストエディットで文章を書いてから全文選択し[control]+[command]+[W]の同時押し。wripe.appが起動。そんなに好きなんか?と呆れるくらい。どこからでも起動できて、何でも放り込めるようになります。


追記: 10:35
サービス本体は「ライブラリ>Searvices」フォルダ内にあります。削除で削除。