Textwellの内蔵ブラウザに「戻るボタン」を付けてみた NetSeeker

実験中。


Textwell 1.1.7
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \300 (Sociomedia)

なぜか万能のTextwellには「戻るボタン」がない。内蔵ブラウザでリンクを辿っていくと「一つ前に戻る」の手段がない。たぶん、Webビューを「ブラウザ」ではなく、「アクションを走らせるフィールド」と見なしているからでしょう。それもそうなんだけど。

<meta name=viewport content=initial-scale=1,user-scalable=no>
<body style=margin:0;>
  <div onclick=history.back() style=padding:10px;position:fixed;top:0;left:0;z-index:99>←</div>
  <iframe id=wine onload=T.title(wine.document.title) style=width:100%; seamless></iframe>
<script>
  T.closelets([
    {title:"リンク作成",
    fn:function(){
      w=document.getElementById("wine");
      if(w){
        win=w.contentWindow.document;
        url=win.URL;
        title=win.title;
      }else{
        url=location.href;
        title=document.title;
      }
      link="<li><a href=\""+url+"\">"+title+"</a></li>\n";
      T("replaceCurrent",{text:link});
    }}],
  function(){
    w=document.getElementById("wine");
    w.src="http://search.yahoo.co.jp/search?p="+T.stdin.currentText;
  });
</script>
</body>

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/l9v8gl2



カーソル行を検索。実験的に「戻るボタン」を組み込みました。左上に ⬅️ が出ます。iframeを使う方法なので、これを拒否するサイトでは表示が壊れます。「戻るボタン」が消えたなら、もう過去には戻れないと諦めてください。前向きなページには勝てない。



終了時には、開いているページのリンクを取得できます。


history.back()を呼び出しているだけですが、これが動くということは、ブラウザ自体は履歴情報を持っているということ。ナビゲーション・バーの実装も可能だけど、あえて表示していない。そこまでするなら、Safariを呼び出すのが筋ということかな。確かに自力で全て賄おうとするより、他のアプリと相乗効果を起こすのがTextwellの設計思想。「無いこと」を活用し、アプリが閉鎖しないようにしているのかも知れない。