Seeq+が唯一Safariに対抗できるiPadブラウザになった

モバイルに必要なブラウジングは「パソコン」とは自ずと異なる。


Seeq+ - 新世代検索ランチャー 2.0
分類: 仕事効率化,辞書/辞典/その他
価格: \100 (Yusuke Tsuji)

広告表示サブセットに問題があって、バージョンアップが遅れてましたけど、英断かな。広告を捨ててライト版で再登場。検索特化型ブラウザとして、あるいはランチャーとして、iPad用ではトップクラスです。というか、このジャンル、他に対抗馬が見当たらない。



実はiPadで新しいアイテムを登録すると、編集モードを終了する「完了」ボタンが出てこない問題があります。仕方ないから、アプリスイッチャーでとりあえず終了。



対応策とすると、「設定」のほうで「ツールバーを下に固定」をオフにする。この設定をいじると、次はアイテム自体が上にずれて消えてしまうので、Seeq+を再起動。



すると上部にバーが表示され「完了」を選ぶことができます。


URLスキームが完備されたので、他のアプリとの連携も楽しくなりますね。

seeqplus:///set?text=_CLIPBOARD_  検索窓に貼り付ける
seeqplus:///go?text=_CLIPBOARD_  即検索を開始
seeqplus:///lastpage  内蔵ブラウザを開く



検索候補のオプションに差分表示が追加されました。[+] というの。改良して行こうとする意欲を感じる。はい、見やすいです。探しやすい。真のサジェストに近づいてます。


Webブラウザは黎明期、Webサイトをリンクで結びつけるだけの仕組みでした。サイトが増加するに連れ、ポータルサイトが登場し、ジャンル別のディレクトリ・サービスが興隆してきた。さらに増加すると電話帳形式では追いつかなくなり、AltaVistaのような検索サービスが現れ、その延長に今のGoogleが君臨し、Bingがあり、Yahooがある。
でも、モバイルの時代、「ネット検索」は透明になります。「ネットかローカルか」の区別は意味をなさない。接続して当然の世界では、クラウドも辞書アプリも同一の情報集合体。その全ての入り口、ポータルなものとして、Seeqは扉を開いたのかも知れません。


追記: 21:25
現在AppStoreからSeeq+が消えています。何かあったかな?