青空文庫を文豪メッセンジャーで読んでみようブックマークレット

いま巷で大人気。


デフォルトは「走れメロス」です。小説の会話の部分がメッセンジャー風に表示されるメッセンジャーです。メロスが怒ってます。怒ってる割に寝坊する。



ましてやLINE風に表示されると真剣味が感じられません。僕が王様なら、大笑いした後、「二人とも処刑」の判決を下します。炎上、間違いなしです。


青空文庫 Aozora Bunko
初めての方はまず「青空文庫早わかり」をご覧ください。ファイル利用をお考えの方は、こちらをご一読ください。ブラウザでは読みにくいと思った方は、「青空文庫XHTML, TEXTの読み方」をどうぞ。←リン...
でも、いい話もどこかにあるかも知れない。というわけで、青空文庫を文豪メッセンジャーに転送するブックマークレットを作ってみました。下記スクリプトSafariのブックマークに登録してください。会話の多そうな童話とか、短めの作品が良い。

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登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/knkub8q



宮沢賢治かな。「注文の多い料理店」で。まず本文を表示。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/456_15050.html



それからブックマークレットを起動すると、この通り。
ときどき、関連ありそうな、なさそうな画像が表示され、雰囲気を盛り上げてくれます。地の文も出てくるのですが、もとの文章次第で区切りを間違えるときもありますね。これは仕方ないかな。明治時代が、まだ「文学」に関して試行錯誤で、表現方法を模索しているのが見えてきます。文豪たちのおかげで「口語体」が作り上げられたのだなと実感する。