Textwellで類語エディタみたいな単語推敲をしてみた RuiGo

thesaurusはtreasureと同じ語源で「宝物庫」という語義。


類語エディタ HD 1.2
分類: 辞書/辞典/その他,ユーティリティ
価格: \360 (kimihiro kubota)

昨日無料セールだったので落としてみました。もう値段が戻ってますね。これだと紹介しても仕方ないかなあ。前々から気になっていたのでチェックしてみました。
  • 自分の語彙力に落ち込む前に類語エディタ for iPhone


  • 半分がブラウザで半分がメモ帳という構成です。ブラウザには独自の類語辞典が表示される。ネット検索もできます。Textwellから下記アクションでテキスト転送できます。

    url="thesauruseditorhd://post1?text="+T.stdin.text;
    T(url);
    

    Import Textwell Action類語エディタHD



    このエディタ。URLスキームを使って検索サイトを増やすことができる。というか、全文をTextwellに戻すスキームも組めます。「Add Scheme」で下記スクリプトを埋め込む。ということは、Textwellのアクションめいたことも出来るわけで活用範囲は広い。

    textwell://replace?text=<@sendtext@>
    


    Textwell 1.3.7
    分類: 仕事効率化,ユーティリティ
    価格: \360 (Sociomedia)

    でもまあiPad用だし、漢字変換中に辞書検索を始めるから、思考が中断されちゃいますね。類語を調べたいときに動けばいいので、自作することにしました。類語検索のTextwellアクションです。オンラインでWeblio類語辞典を利用しています。

    T.closelets([
    {title: "Replace",
    fn: function(){
      text=location.href.replace(/^.+?content\/(.+?)$/,"$1");
      T("replaceCurrent",{text:decodeURIComponent(text)})}
    }],function(){
      location="http://thesaurus.weblio.jp/content/"+T.stdin.currentText;
    })
    

    Import Textwell ActionRuiGo



    調べたい単語を選択状態にし、アクションを起動します。選択されていない場合は、カーソル行が検索対象になります。Weblioの類語リストを表示するので、気になる類語をタップする。すると、その類語の類語がまたリストになって現れる。これを繰り返す。



    置き換えたい単語が見つかったら内蔵ブラウザを閉じます。「置換」で元の単語と置き換わる。表現が単調な繰り返しになってしまったら、これを試してみてください。


    同じ内容のことでも、一回だけでは読み手に伝わらない。ボキャブラリーを替えながら何度も反復すると、段々とイメージが結びやすくなります。類語というのは、今までなかった発想を膨らませるとき、結構武器になるもの。一見不自然と思うような単語に置き換えていっても、意外と文意は崩れない。それでいて新しい連想を引き出すので面白いです。