UpWordをTextwellの瞬間保管庫にするアクションを作ってみた
UpWordとTextwellを連結する。
下書きはTextwellで
Textwellはスナップを使い、履歴を残していきます。ただ、スナップを管理する方法が少ないので、増えてきたときにちょっと困るんですよね。そんなときは素直に別のアプリを使いましょう。iOSの思想は「一人で抱え込まない」です。連携にこそ抜け道がある。
保管をUpWordに
UpWordをサブエディタに使います。UpWordのURLスキームは柔軟なので、少し毛色の変わった使い道を考えてみました。
全文保管アクション
空行でアクションを実行すると、UpWordに複写を作ります。コールバックでTextwellに戻るので、UpWordを意識する必要はありません。一行目をタイトル扱いするので、同名のタイトルがあれば上書きする仕様です。完成形をUpWordに保存する感じ。
UpWordは、ファイルをドラッグして、別のフォルダに移せます。フォルダだけじゃない。ファイルをファイルに落とすと、その2つをマージする機能もある。短い章立てで推敲して、最後に一本の論文に仕上げることができます。
思いつきをメモしていく
カーソル行に文字列があったり、範囲選択しているときは、その部分だけUpWordに転送します。「Textwell」というノートが作成され、そこに追記されます。このとき時刻も付記するようにしました。すぐには使わないブログネタを貯めておく用途に使えます。
iOS9でURLスキームは使えない
来週出てくるiOS9ではURLスキームが廃止され、ユニバーサルリンクに変わります。ユニバーサルリンクではURLアドレスがそのままアプリの起動に使われる。たとえばSafariで http://youtube.com を開くと、一度サイトが開いてからYouTubeアプリ版に切り替わります。一手間多いですよね。iOS9ではサイトを開かずすぐアプリが立ち上がります。イメージ的には http://upwordnotes.com と入力すると、アプリがあればUpWordのアプリが起動し、アプリがなければ解説ページが出る感じでしょうか。持っていないアプリなら、説明を見てダウンロードするかどうか判断できる。ユーザーにやさしいシステム。起動アドレスが一意的に決定するので、バッティングを防ぐ意味もあります。