iOSのSpotlightから英和辞書が引けたら便利じゃないですか?

なんでAppleは自前で用意しないんだろう?


すぐひける辞書

すぐひける辞書 2.2
分類: 辞書/辞典/その他,ユーティリティ
価格: 無料 (Catalystwo Limited)

通知センターから検索できる辞書アプリ。でも今回のバージョンアップでSpotlightにも対応しました。とんでもないことです。どこからでも英和辞書が引けます。iPadだとSplitViewに対応します。画面の右端から辞書が出てくる。しかも内容をコピーできる。


インデックスの構築

ちょっと難しいのがSpotlight用のインデックスを作ること。起動時に尋ねてくれるものの、それで作るとすぐ終わり、しかも検索に出てこない。どうもインデックス作成に失敗。iPhoneiPadも。そんな、僕みたいに運のない人は再構築をしましょう。
左上のメニューボタンから設定を開きます。下に進み、まず「スポットライト検索を停止」を実行。作ったインデックスを一度消去します。その後で「スポットライト検索を有効化」を行うことで、正しいインデックスが作成されます。とりあえず安心。


Spotlightの使い方

ホーム画面で下方向にスワイプ。Spotlightが呼び出されます。ホーム画面で右スワイプでも出てきますが、この場合はニュースが表示され、すぐ検索はできない。やっぱり下方向にスワイプしないと検索窓にカーソルが移りません。下にスワイプ。解除は上スワイプ。
もう一つ問題が、Spotlightの検索候補にEvernoteやPocketが入っていると、「辞書」はそれよりも下に結果が表示されること。名前順で後ろのほう。設定アプリの「Spotlight検索」で他のアプリをオフにしても良いですが、EvernoteもPocketも使うから、それはそれでハズしたくはない。検索順の並べ替えをAppleがサポートすべきところだと思う。


まとめ

iPhoneが電子辞書になります。アプリを探す必要なしに辞書になる。Spotlightの活用法として、これは必須なんじゃないかと思うくらい自然です。iOSの進化とともに、アプリを意識させない方向に進んでいます。すごいですね。iOSの登場当初は「ファイルを意識させない」だった。それが次は「アプリを意識させない」に変わってきています。Spotlightから起動した場合「検索に戻る」のボタンが付きます。つまり、Spotlightがすべてのハブになろうとしている。ホーム画面の存在意義が軽くなるほうに進んでいます。