3DTouchの使えないiPhoneでもスライドカーソルできるキーボード Kb+

iPadだと二本指でスワイプするとカーソルを自由に動かせます。iPhone6sでも、ぐっと押し込んで3DTouchにするとフリーカーソルになる。他のも出来ないかな。


そのものは無理でも

Kb+ 1.0.5
分類: ユーティリティ,仕事効率化
価格: 無料 (Tai Ngo)

似たようなことならできるアプリがあります。キーボードをトラックパッドにする。過剰な期待はしないでください。iPadと同じ使い心地にはなりません。でも、細かなカーソルの移動をスライドで実現しているので、意外と役立つ場面があると思うのです。


フルアクセスでなくても使えます

フルアクセスは、クリップボードのペーストを有効にするもの。スライドカーソルだけなら、フルアクセスを許可しなくて構いません。スライドの方向も左右だけです。カーソルが左右に動く。その代わり、文頭まで行けば、上の行に上っていきます。
あと、Begin/Endのキーですが、句読点を切れ目と見なしジャンプします。日本語でも使えるのはありがたいものの、選択の伸縮には使えないんですよね。一文カットとか、結構ありそうな場面なのに、そういう用途には対応していない。ツメが甘いです。


テンキーにもなります

[123]キーを押すと、テンキーに変わります。そうそう、Spotlightで計算するとき、こういうキーボードがほしいなあ、と思っていました。でも、数字だけのキーなので、演算式は英語キーボードで補う必要がある。すると数字キーボードってあまり使い道がないのです。せめて四則演算も入力できるようにしてくれないと。ここもまたツメが甘い。


まとめ

辛口の紹介になりましたが、スライドカーソルだけはベツモノ。これは使えます。というか、周辺に配したキーは削って、もっとトラックパッドとしての性質を強調すると面白いと思う。ダブルタップしたら範囲選択になるとか、二本指だとマルチタスクを呼び出せるとか。まあ、作者さんは日本の方じゃなさそうなので、このブログに書いても仕方ないですが。