インターネット時代のオリンピック三昧

ライブがコンテンツである。


NHKをアプリで

NHKスポーツ 1.5.2
分類: スポーツ,ニュース
価格: 無料 (NHK (Japan Broadcasting Corporation))

全競技の放送をチェックできます。URLスキームは「rio2016nhk:」。


オンデマンドで

「ハイライト」は日本中心になるので、純粋に競技を楽しみたい場合は「競技日程・結果」を覗いてみましょう。日別と競技別のカテゴリーがあり、スコアの記録が表示されるのですが、それだけじゃない。過去のライブ動画が保管されていて、いつでも観れます。


お好きなところから

試合の様子をノーカットで観戦できる。ナレーション無しに淡々と試合が映し出されるので、ぽけ〜っと流して絶妙。世界レベルのプレーはどれも人間技を超えています。


Web上のコンテンツ

NHKリオデジャネイロオリンピック
選択した地域の「番組表」「ただいま放送中」「各地のニュース...

テレビで試合を見る必要がなくなった。ハイライトをまず見て、気になった試合を再生すれば、「見逃し」を「リアルタイム」で追体験できる。ハーフタイムを飛ばすこともできる。バーにはサムネが付いていてくれるとありがたいけど、まあ、これからかな。


まとめ

これはオリンピックの競技がコンテンツ化されるということです。電波を受信して、そのとき流れている試合を見るのではない。こちらから、見たい試合を探して再生する。ある選手のプレーだけを重点的に拾い上げることができる。あるチームの戦略を映像的に確認できる。そういう切り口のWebサイトが出来れば、動画を再利用できるわけです。

そうやってスポーツを見ることが「普通」となったとき、試合は初めから終わりへとリニアに観戦するものではなくなる。細切れにブロック化され、それが新しい切り口によりグループ化され、タイムラインに並べ直され、クラスターとして扱われる。試合は「試合結果」を楽しむものではなく、「試合プロセス」を分析する素材となっていく。そのための質料が生み出され始めているのを感じます。

というか、錦織選手の追い掛けリンク、誰か作ってない?