DraftPadでも行単位で編集する方法があるじゃないか ReBlock

純正リマインダーを再評価中。ブロック・エディタと見なせるんですよね。行単位で編集するエディタ。ドラッグで順番を入れ替えたりできる。アウトライナーみたいに使えます。応用できないかと思い、Workflowレシピを組んでみました。こんなの、どうだろう。


ReBlock

DraftPad 2.0
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (Manabu Ueno)

あらかじめリマインダーに「ReBlock」というリストを作成してください。カードを展開するための作業領域になります。リマインダーって、どことなくRowlineを彷彿させます。


使い方

DraftPadから起動するとリマインダーが開きます。DraftPadを行ごとに分割しリストに保存します。それぞれの行を「カード」として扱えるわけです(ただし空行をリマインダーに作ることはできないので、空行のときは「_」に置き換えています)。

カードを長押しするとドラッグできます。スワイプで削除。ブレットをタップすることで一時的に隠すこともできる。トピックをタップすれば内容の編集になります。


コンパイル

左上の「DraftPad」で戻ると、カードを連結し読み込みます。長い文章だと見通しが悪いですが、ブログの下書きくらいならこの手法にフィットします。むしろ、一回使うと手放せなくなるんじゃないかな。順を入れ替え、話を追いやすくする。推敲に欠かせません。


クリア・キャンセル

すでにあるカードを利用したい場合はDraftPadを白紙で起動します。そのときはリマインダーをクリアしません。直前の作業を再開することができます。たまにWorkflowが止まるので、この方法で対処してください。Workflowが背景で待てる時間に制限があるらしい。


まとめ

リマインダーがブロック・エディタになる。ToDoだけじゃない。というか、こんな使い方、誰も想定していないだろうなあ。行編集が楽になる。いいの見つけました。

エディタの基本形はEDLIN。Edit Line。初期のMS-DOSに付属していたエディタです。プログラムを書くエディタは「語」より「行」を重視していた。「コンピュータ」とのコミュニケートは「行」に着目することである。そこに「他者」と向き合う作法を感じます。