SEPTEMBER SONG

台風一過、秋を告げる。



SEPTEMBER SONG
1938(Maxwell Anderson / Kurt Weill) 解説ページ


五月は十二月が遠く思えたけれど
九月になれば今年の終わりも近い
秋が紅く木の葉を燃え上がらせて
無為に過ぎゆく時を惜しむばかり


九月も過ぎ、十一月も過ぎ去りて
この日々が二度と帰ることはない
残り少ない時間を、金色の月日を
僕は過ごしていきたい、君と共に


London 1969
London 1969Jazz at the Philharmonic

Pablo 1989-08-25
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夏って一年の真ん中にあるような気がしますが、実は後半なんですよね。1月が冬だから。春夏秋冬ではなく、冬春夏秋なのです。夏が終わったと思ったら、もう秋しか残っていない。ピンチですよ、これは。なんか損した気がする。
そんなわけで、秋の夜長を惜しむ準備です。この季節、早寝はいけません。日が暮れるのも早くなるし。夜を楽しむ。それにはこの、悠長極まりないホーキンス先生のサックス。長い長い。どこからメロディで、どこがアドリブか区別も付きません。そして、そんなの気にする必要もない。全体でセプテンバー・ソング。一瞬一瞬を満喫すれば、それが永遠。わびさびの世界なのです。