Textwellで正規表現を使って置換するアクション RepAll

公式の「Search and Replace」でも正規表現は使えますが、検索語を放り込む手段がない。前処理のオプションがない。凝ったことをするにも、改造の余地がない。


Textwell 1.1.7
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \300 (Sociomedia)

アクションを作るためのテンプレートです。二つの文字入力を扱うタイプを想定。今回は文字列置換にしましたが、make()の中身を変えれば何にでも応用できます。

<meta name=viewport content=initial-scale=1>
<title>RepAll</title>
<style>
textarea{
  width:100%;
  font-size:large;
  background:#eee;
  word-wrap:break-word;
}
div{
  color:black;
  text-align:center;
  background:lightgreen;
  font-size:large;
  padding:10px;
  border:1px solid green;
  border-radius:5px;
}
hr{
  border:0;
}
</style>
<body style=font-size:large;>
<hr>
全体を正規表現で置換します:<br>
<textarea id=line1 rows=3 placeholder="検索語"></textarea><hr>
<textarea id=line2 rows=3 placeholder="置換語"></textarea><hr>
<div onclick=make(line1.value,line2.value)>置換開始</div><hr>
<script>
line1.value=T.current;

function make(x,y){
  s=new RegExp(x,"mig");
  text=T.text.replace(s,y);
  T("replace",{text:text});
}
</script>
</body>

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/mlwutlh



アクションを起動したとき、カーソル行か選択範囲を取り込みます。置き換えたい語句は文中にあるのだから、貰ってくれば良い。再度タイプするのもおかしなこと。何に置き換えたいか入力して「置換開始」をタップ。正規表現も使えるので、柔軟な語句処理ができる。


文字処理系の操作は「エディタ」の要だと思う。用例を統一するとき、手作業で直していくのは酷。見落としも起こるし。単純作業は「機械」に任せればいい。人間は執筆/推敲だけに集中する。Textwellは自分でアクションを組めるので、欲しい機能を追加しやすい。
問題は、アクションを組むのに時間がかかること。それで「基本型」としてRepAllを作ってみました。今はとくに何もないけど、「困ったとき」が狙いどき。「困る」というのは、インスピレーションが降りてくる前兆。「もっと良いこと」に接近している。そのときスクリプトを一から作るのはしんどいので、こういうテンプレを流用するわけです。