iOS8でEvernoteのURLスキームを使いこなすために

せっかくプレミアムになったことだし、研究研究。


Exploring Evernote's x-callback-url | Phillip Gruneich
It came to my attention last month that Evernote enabled many actions via Launch Center Pro, includi...
海外サイトをチェックしていたら「EvernoteにURLスキームが付いた」という記事を見つけました。iOS8になってEvernoteウィジェットに対応したとき、実はURLスキームが仕込まれていたようです。公式にもアナウンス、あったのかな?


Evernote 7.6.2
分類: 仕事効率化, ユーティリティ
価格:無料 (Evernote)

とりあえず基本形。テキスト転送は下記形式です。

evernote://x-callback-url/new-note?type=text&title=TITLE&text=TEXT


Textwell 1.3.2
分類: 仕事効率化, ユーティリティ
価格:¥300 (Sociomedia, Inc.)

Textwellの一行目をタイトルにし、本文を転送するアクションを組んでみます。x-callbackなので、登録後Textwellに戻る仕様にしました。

url="evernote://x-callback-url/new-note?type=text&x-success=textwell:&title="+encodeURIComponent(T.line(1))+"&text="+T.stdin.text;
T(url);

Import Textwell ActionEvernote



アクションを実行するとEvernoteに登録されます。あとは保存するだけ。



ただ、Evernoteで見ると改行が無効化されるんですよね。ここの対処を考えないと実用的じゃないな。週末の宿題にしておいてください。

  • TextwellからEvernoteにテキスト転送するアクションを考えてみた

  • URLスキームのtypeオプションは下記の通り。

    type=text       テキストの転送
    type=camera     カメラの起動
    type=photos     カメラロールにアクセス
    type=list       ToDoリストの作成
    type=reminder   リマインダー
    type=audio      音声の録音
    type=clipboard  クリップボードの貼り付け
    type=lastphoto  最後に撮った写真
    type=html       HTMLソースの転送


    例えば下記のようにすると、写真入りで投稿できる。

    evernote://x-callback-url/new-note?type=lastphoto&text=TEXT
    


    さらにWebクリップ用のオプションもあります。url に対象サイトのURLアドレスを代入すると、Evernoteの内蔵ブラウザが起動します。

    evernote://x-callback-url/new-clipped-note?url=http://bing.com
    


    でもEvernoteで渇望するのは検索用スキームなんだけど、それも用意されてるんだろうか。もしそうだったら、Evernoteに活躍の場を用意できそう。