iOSの日本語入力がイマイチなら類語キーボードを使ってみよう WordLight

「書くこと」をイチから考える。


ワードライト - 日本語・類語キーボード 1.2
分類: ユーティリティ
価格: \240 (kimihiro kubota)

日本語のための類語表示用キーボードです。類語エディタというアプリがありましたが、あれが他のエディタでも使えるようになりました。Google日本語入力「Mozc」を変換エンジンにしているので、通常の日本語入力に関しても問題なし。ただいま値下げ中。URLスキームは「wordlightkeyboard:」。歯車ボタンの「IEM拡張」からも呼び出せるけど、「IME拡張」の間違いだろうか。
http://languageouen.appspot.com/wordlight.html



デザインは少し煩雑に見えますね。上段に記号類が追加されています。句読点や括弧がすぐ入力できる。Spaceの横にカーソルキーが付くので、小回りも利きやすい。



入力中、青色に表示される項目は「類語あり」です。上段が類語リストに変わります。書く表現が単調になっているときは、類語を利用すると発想も広がる。どんどんテンポよく書き進めることができます。これだけでも論文執筆の救世主になりそう。



スペースバーは、文字入力中Googleバーに変わります。Google検索で出てくる「Googleサジェスチョン」、あれが使えるわけです。漢字がわからなくても、読みさえ書けば、今をときめくキーワードならちゃんと出てくる。ネットからコピペしなくても良い。
もっとすごいのは「W」のほう。Wikipediaから連想語を抜き出します。作品名から作者を調べたり、アニメの名前から声優さんの一覧を表示したり。これも便利この上なし。



定型文も充実していて、「便利ツール」のフォルダからHTMLタグを呼び出せます。もちろん、元のアプリに登録すれば、自分仕様の定型文を追加することも出来ます。



使い始めなのでまだ分からないけれど、今のところキーボードが落ちたりしない。着せ替え機能のような、メモリーを食いそうなオプションが無いからかな。「日本語」にこだわったアプリを作り続けてきた作者だけあって、細かなところの気が利いています。削除キーの左スワイプで一文消せたり。変換候補が多いとき、下スワイプで一覧に切り替わるのも良い。おおむね好印象。懐が深そうで、しばらく使い続けて面白い機能を見つけたら報告します。