Togglの新しいバージョンで日本語入力できないときの対処法

セルフ・モニタリング。たとえば冬場にダイエットを始めるときに重要ですね。ついついコタツに潜って間食してしまう。WorkFlowyに対応策を並べてみても、それだけではダイエットになりません。実行が伴わねばならない。そこが面倒なんですよ。

ある習慣を定着させたいとき、あるいは無意識的な行動を減少させたいとき、手軽で効果のある方法がセルフ・モニタリングです。その行動が起こる頻度を記録する。1日に何回起こるか。一度に何分ほど時間を費やすか。ただ記録するだけで、望ましい頻度に行動が修正されていきます。無理に行動を変えなくてもいい。ハードルが低い割りに効果は抜群。

「自分を見る自分を育てる」という感じ。ライフログと呼ばれるジャンルですが、中でも強力なのがToggl。パソコン版はパソコンを開かないと使えない弱点がありますが、iPhoneならいつでも手元にある。あらかじめ作っておいたリストから習慣を選び、スタートボタンを押すだけ。それだけで習慣と向き合うセルフ・モニタリングの目が生まれてきます。


Toggl

Toggl 1.0
分類: 仕事効率化,ビジネス
価格: 無料 (Toggl OÜ)

ところがですね。12/9にアプリが新型になり、前よりもシンプルで使いやすく生まれ変わったのだけれど、日本語入力に対応してない。おいおい、です。パソコンで習慣リストを作っておくか、あるいは別のアプリで準備するか。「Add Tasks」だと日本語も通るから、極東語のチェックを忘れたのでしょうか。URLスキームは「com.toggl.daneel:」。

  • Toggl - Time Tracker & Employee Timesheet Software

  • Textwellから入力

    Textwell 1.8.5
    分類: 仕事効率化,ユーティリティ
    価格: \360 (Sociomedia)

    Textwellがあるなら使わない理由はない。カーソル行をクリップボードに収めてTogglアプリを起動します。それをエントリー欄に貼り付け不具合を回避します。


    使い方

    スタートボタンを押すと新規作成になるので「What are you working on?」にPaste。Textwellで書いたエントリー名が追加されます。一度タイマーを走らせたエントリーは再利用することができるので、必要な習慣名を揃えておく。野暮ったいけど、これで。


    まとめ

    Togglはソースを公開しているので中を読んでいるんですが、まだ設定もウィジェットも用意されていません。作りかけのまま見切り発車した感じかな。日本語関連もすぐ修正版が出るでしょう。直接書き込んでスタートできるURLスキームが付くといいな。