iPod touchをFTPサーバーにする

iPod touchネタが続いてます。期間限定モノ。


FileAid
FileAid

iPod touchFTPサーバーにしてしまうアプリ。3月17日まで無料なので、今のうちにダウンロードしておくほうが良さそう。DigiDNAの作品。
FTPサーバーとは、iPhoneやタッチを無線接続で外部ディスクにしてしまうということ。転送されたファイルは、例によってpdfやjpg, mp3, mp4がそのままタッチで閲覧できるようになります。タッチ側がサーバーになるので、特別なサーバーソフトをパソコンで起動しなくて済むのが利点です。


・タッチのほうでFileAidを起動。右上のアイコンのうち、真ん中の矢印マークをタップ。Connectionモードになります。
・サーバーのアドレスが表示されるので、そこへFTPクライアントで接続。
MacFTPクライアントCyberDuckでしょうか。「アヒル隊長」、やはり使いやすいです。「Bonjour」を押せば、アドレス入力せずにタッチが画面に出てくる。
 CyberDuckhttp://cyberduck.ch/
・後はファイルをドラッグ&ドロップするだけ。
・テキストファイルも、UTF-8で保存しておけば表示されます。読んだところを覚えておいてくれる機能付き。横に傾けると、フォントも大きくなります。


FileAid


DiskAid
DiskAid

こちらは、同じDigiDNAのDiskAid。USBケーブルで接続したとき、タッチを外付けディスクにしてくれるソフトです。Win用とMac用あり。タッチのほうでFileAidを立ち上げておく必要もありません。多量のファイルのやり取りに便利。ファイルを閲覧するときはFileAidを使うことになりますけど。
左下のボックスで[Media Folder]を選ぶと、iTunesから転送したmp3も見れます。


DiskAid


これまで様々なファイル転送方法を紹介してきましたが、乱立気味ですね。それに、互いにファイルを参照できないのは致命的。それぞれのアプリに、別々の転送機能が内蔵されているのも無駄なこと。これは、アップルがiPod touchにディスク・モードを設けなかったことが原因でしょう。初めは、アプリを載せることを想定してなかったのだから、仕方ないですけど。
ただ、これだけファイル転送アプリが出てくると、発想を変える必要があります。システム・ファイルを書き換えられると困るのは分かります。それを避けるには、アプリからアクセスできるユーザー領域を限定し、そこでそれぞれのアプリがファイルを共有するのが、現実的な解決策ではないでしょうか。