ディジー・ガレスピーのお誕生日

新Macbook Airには「インスタントオン機能」。スタンバイから一瞬で復帰するそうです。

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システム・インストールがDVDからUSBメモリーに変わり林檎マークも付いてると聞くと、心が揺れます。でもまだ雪豹だし。OSX10.7はMacをiPhoneっぽく見せるためのOS。きっとこのAirに合わせて開発していたはずなのに、登場は来年になっちゃいましたね。

昨日も今日もGoogleはディジー・ガレスピー降誕祭。不思議です。他のジャズ・ミュージシャンは出て来ないのに、ガレスピーはなんでこんなに人気があるのでしょう？　

バード・アンド・デイズ+3
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1917年生まれ。17歳からトランペットを吹き始め、キャブ・キャロウェイ楽団で働いていた彼は、団長のキャブと喧嘩し大ケガを負わせ、退団させられます。職を失いながらも、1941年からアウトロー的な仲間たちと「ビ・バップ」という新しいジャンルを推進。それまでの「踊るためのスイング」から「踊らさない、聴かせるバップ」にジャズは変貌していきました。特にこの、チャーリー・パーカーと組んだ頃のビ・バップは目眩いがするほど格好良い。

At Newport
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リスみたいに膨らむほっぺた。暴れん坊だった彼も1956年に合衆国親善使節大使に任命され、ビッグバンドを引き連れ南米や中東、アジアを回ります。ベニー・ゴルソンやウィントン・ケリーも参加。「世界の危険地帯」に身体を張っての音楽ツアー。それでも現地の人たちから熱狂的に迎えられ、しかも現地の音楽を吸収して今度はアメリカに持込み、音楽での国際交流に貢献しました。ラテン・ジャズの「マンテカ」ってどこかで一度は聴いたことあるはず。

Live at Royal Festival Hall London
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1980年になると、国連オーケストラのバンド・マスターに。このアルバムは有名な1990年ロンドン・ツアーです。キューバのトランぺッター、アルトゥーロ・サンドヴァルを招き、なんとそのままアメリカに亡命させてしまいました。それも平和的に。この高音ピッチのトランペットはガレスピーの正統後継者ですね。そして1993年、ガレスピーは長い眠りにつきます。
http://www.arturosandoval.com/

Googleロゴと言えば、パックマンも健在（ロゴをクリックすれば遊べるバージョン）。