iPadから無料で使えるWebDAVサーバー CloudMe.com

もともとiCloud.comだったサービス。

CloudMe 1.2.5
カテゴリ: 仕事効率化価格: 無料
更新: 2011/06/02

アップルのiCloud開始にあたりドメイン名が譲渡され、いまはCloudMe.comとなってます。無料で３GBのオンライン・ストレージ。ブラウザでアクセスすると独自のOSが立ち上がり、どこでも同じ環境になるのが売りですが、このサービスはあまり成功しませんでした。代わりに、WebDAVサーバーとして有能。一つアカウントを持っておくと便利だと思います。

・まずパソコンでCloudMe.comにアクセスし、アカウントを作ります。
　http://www.cloudme.com/
・Finderから「移動＞サーバへ接続」で下記アドレスに接続。
　　http://webdav.cloudme.com/ユーザー名
・普通にFinderでファイルを管理。
・iPhone/iPod touchからは上記のアプリCloudMeでアクセスできます。
・あるいは、iPhoneのSafariで下記アドレスを開くだけ。
　http://www.cloudme.com/m
・iPadなら、WebDAV Navigatorで自由にアクセスできます。
　（ファイル名長押しで、ダウンロードやOpen Inなど）
WebDAV Navigator 1.4.6
カテゴリ: ユーティリティ価格: 無料
更新: 2011/03/31

つまり「フォルダ同期をしないDropboxのようなもの」ですね。iDiskみたい。ネット上に「別荘」があり、通常のフォルダと同じ扱いでアクセスできる。MacでアップしiPadでダウンロードとか、その反対とか。WebDAVだから、特別なソフトウェアは不要。どこにいてもファイルを共有できる。
そして、今週アップルが発表予定の「iCloud」は「そういう従来のサービスではない」とのことです。じゃあ、どういうサービスなんでしょう？　「従来のサービス」でも充分便利なのに。やはり、これまでは「知識」が必要で、知らないと手が出せるものではなかった。これが、知らない人でも知らないうちに使えているサービスに変わる？　次世代OSXのLionでは、近くにあるパソコンが、まるで外付けHDDのようにデスクトップに現れると言われてます。同じようにネット上のiCloudも、WiFiに繋がると自動でマウントされる。そういうコンセプトかも知れません。あるいは「その程度」ではない。もっと意識させないものになるのでしょうか。