手持ちアプリのURLスキームを調べる方法 iExplorer

どうせなら、直接覗いちゃえ。
(追記)純正アプリのURLスキームを調べる方法(Vimを使って)


iexploreriExplorer - Formerly iPhone Explorer, is an iPhone browser for Mac and PC
Mac & Win 必携フリーソフト


以前、iPhone Explorerとして紹介したフリーソフトiPhone/iPadの中にあるファイルを取り出すために使います。これを触っていて思いつきました。「URLスキームもどこかに書いてあるんじゃないか」って。結論はビンゴ。どのアプリにも、設定ファイルが内蔵されてます。ただ、URLスキームはアップル社に登録する義務があるのか、記載されていないアプリのほうが多い。お手持ちのアプリにURLスキームがあるかどうかは運次第。
iPadにUSB経由でファイル転送 iPhoneExplorer



ということで、まずはiExplorerをパソコンにインストール。
 http://www.macroplant.com/iexplorer/
・パソコンにUSBケーブルでiPhone/iPadを繋ぎ、iExplorerを起動。
(例として、Evernoteを調べてみます)
・「Apps>EvernoteEvernote.app」を開く。
・ABC順に並んでるので、Info.plist を探しデスクトップにドラッグ。
以上で、Info.plistがパソコンにコピーされます。これが問題の設定ファイル。



このInfo.plistを開き、URLスキームを調べます。
 plistファイルが開けるエディタ
OSXの場合は、スペースバーを押しQuickLookモードにする。
(Winなら、とりあえずエディタで開けば何とかなると思う)
・Info.plistの中身を覗き、CFBundleURLSchemes を探す。
Evernoteでは、下記のように記述されている。

 <key>CFBundleURLSchemes</key>
 <array>
   <string>evernote</string>
 </array>

・この、stringタグに挟まれた「evernote」がURLスキームです。
試しにSafariのURL欄に「evernote:」と入力すれば、Evernoteが無事起動。こんな簡単に分かるなら、もっといろんなアプリ連携を見つけていけそう。
URLスキームでSafariにメニューを付ける


7notes HD 1.1 App Store
対象デバイス: iPad3G, iPadWifi, iPad23G, iPad2Wifi
カテゴリ: 仕事効率化   価格: ¥0
販売業者: 7knowledge International Corporation
ワープロ・アプリの7notesHDも調べてみました。「7thoughts:」が設定されてる様子。ただ、起動はするものの、Importエラーを表示してしまいます。対象ファイルの指定も必要そう。新規ファイルで良いんだけどなあ。オプションはどこを見るんだろう?
一太郎 for iPadってことになるのかな? 7notesHD無料版


(追記:2012/2/28)
もしURLスキームがなかったら、無理やり追加もできるよ。
http://hitoriblog.com/urlschemesupplier/


(追記:2012/9/23)
iOS6になって上記の方法が使えなくなってます。それで代替策。
iOS6のURLスキームをお手軽に調べる決定版 SchemeTaker
iOS6になってから始めるURLスキームの調べ方


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