GitHub PagesにWebサーバーを開設する方法がとても簡単でした

github.ioアドレスがもらえます。


GitHub

GitHubハッカーの人たちがプログラムを公開して、互いに切磋琢磨する道場です。世界各地から、いろんな言語のソースコードが集まってくる。素人さんお断りの雰囲気が怖いです。Linuxのリーナスさんが作ったGitシステムがもとになっているらしい。

このGitHubでは「ユーザ名.github.io」のWebサイトを開設することができます。GitHub Pagesという名称。iPhoneでもDesktop versionに切り替えると手続きできるのですが、画面が小さくて少し面倒。それでiPadの画面で説明してみます。


アカウントを作る

The world's leading software development platform · GitHub
GitHub is a development platform inspired by the way you work. From open source to business, you can...

まずGitHubにアカウントを作ります。このときユーザ名に注意してください。WebサイトのURLアドレスに使われるので、覚えやすい名前にしましょう。


リポジトリを作る

次にWebサイト用のリポジトリを作ります。リポジトリは「フォルダ」みたいな感じでしょうか。ネット上に公開されるパブリック・フォルダになります。

右上の「+」メニューから「New repository」を選びます。作成画面になるので「ユーザ名.github.io」という名のリポジトリを作ります。たとえばユーザ名が「wineroses」であれば「wineroses.github.io」というリポジトリを作る。手続きはこれだけ。


公開ファイルを書く

ただ、すぐには公開は反映されない。いろいろ調べて、「リポジトリの直下にdocフォルダが必須」という情報があり、作ってみました。フォルダを作るのは簡単で「Create new file」で新規作成にし「doc/index.html」とフォルダ込みでファイル名を書けばOKです。「Commit new file」を押せば、Webサイトの出来上がり。「wineroses.github.io/doc/index.html」でそのページが現れます。

でも本当はdocフォルダも要らないかも知れない。フォルダを消してもGitHubページ自体は残るからです。単に登録時間待ちだったのかな。Settingsでページ公開の有効/無効を調整します。publicとか、もう少し普通の名前にしておけば良かったと思う。


スクリプトが使える

Textwellでホーム画面のアイコンを着せ替えるIconFakerが復活しました
GitHubをWebサーバーで運用。アプリのアイコンを好きな画像に変更するTextwellアクション、IconFaker。残念なことに、Dropboxにサーバーを置く方法が使えなくなったため、起動でき...

何より大きいのは、Javascriptの走るHTMLファイルを載せることができること。Textwellアクションでは外部サーバーが必要になる場合があります。今回のIconFakerでも、dataスキームで定義したファイルをSafariで開くため下記スクリプトを使っています。

<script>
link=location.search.substr(1);
location=decodeURIComponent(link);
</script>
URLアドレスの「?」以降の文字列を展開。単純な仕組みだけど、これが無いとSafariはdataスキームを受け取ってくれない。うまく走ってホッとしました。


まとめ

クリック1発で、Github上にブログを無料で作成できる「Jekyll Now」が超絶便利! | シェアしたくなる最新のWebサービス・ITニュース情報をチェック! APPGIGA!!(アプギガ)
どうも、まさとらん(@0310lan)です!みなさんは、ブログを作る際に以下の項目のいずれかに当てはまりますか?・手っ取り早く、ブラウザだけで作りたい!・勝手に変な広告が現れないで欲しい!・ソースコー...

公開サイトが作れるということは、広告なしでブログが開けるということ。そのためのプログラムも公開されています。プログラマの集まりだから、必要なものは公開されている。面白い実験的なソフトもいろいろ出ている。ハマりだすと底なしの感じがします。

でもまあ、今回はDropboxサーバーの代替サイトを探すのが目的だったので、GitHubは本当に助かります。これで気兼ねなくアクションを組める。