【Textwell】Cartaで始めるカード式ライティング(1):基本編
はじめに
CartaはTextwell用のカード式ライティング・システムです。長い文章を書くとき、空行に挟まれた段落をカードとして扱い、全体構成を編集します。「タイトル+本文」の構造を持つテクストであれば、このシステムで執筆がスムーズになります。
目次と同じ
アクションを起動すると、段落がカードとして表示されます。これは本文の目次機能にもなります。タップすればその箇所を開く。長い文章でも目的の場所にスパンと飛べる。しかも編集にはTextwellのアクションが使えます。表現力に限界がありません。
カードを作成する
新しいカードを作るときは、検索欄の左横にある「+」をタップします。一行目をタイトル、二行目以降を本文とするカードが作成されます。
また、カードの編集中に空行を入れて別の段落を書いても新しいカード化になります。すでにあるカードに続けて追加するときはこの方法が便利です。
カードを並べ替える
カードはドラッグで並べ替えることができます。コンパイルでの連結順序が変わります。通常のエディタは段落移動をサポートしていません。カット&ペーストで対処するので、iPhoneのように画面が狭いと面倒です。ところがカード式だとむしろ楽しくなります。
まとめ
今回はカードまわりの基本を考えてみました。実際のところどこまで使えるアクションなのか把握できていないです。個人的には面白いアクションなのですが、類例が少ない執筆方法なので本質が見えません。一応この記事もCartaで下書きしています。「カードで書く」が体験として何なのか。実際に使いながら、不足を補いつつ、探っていこうと思います。そんなわけで、しばらくこのシリーズの考察が続きます。