STARDUST
夕暮れに出歩いても、涼しい風を心地よく感じる季節になってきました。
STARDUST
1929(Mitchell Parish / Hoagy Carmichael) Eric Oliver
Sometimes I wonder
Why I spend the lonely night
Dreaming of a song
時折、淋しい夜を一人過ごしてると
空耳のように「歌」が聴こえてきて
僕は夢うつつな気分になってくる
すると、君がそばにいる感じなんだ
それは一体どうしてなのだろうか?
二人の恋がまだ芽生えたばかりの頃
キスをするたび心が震えていたっけ
でも、それはもう遠い昔のこと
今は星屑の歌に心慰めるだけなのに
星空のもと、庭の壁にもたれると
僕の腕に、まるで君がいるみたい
ナイチンゲールの鳴き声は
バラ咲く楽園の物語を唄うようだ
夢見ても無駄なことは分かっている
でも、僕の心に「歌」が響き続ける
星屑の奏でるメロディ
愛の思い出が、いつまでも繰り返す
stardust ってなんだろう? これ、天文学用語なんですね。小星団。恒星の集合体を指すようです。それでいながら「恍惚」という意味もある。焦点が定まらず、ぼーっとしている感じ。この歌詞は、その両方の意味をかけている。星たちの歌う唄。君と見上げた星空を眺めると、頭では分かっているのに、また思い出してしまう。星が砕け散ってもなお、その光が星屑となって残るように。
1927年にカーマイケルが演奏したラグ・タイム「Barnyard Shuffle」が原曲。1929年にスロー・バラードに編曲し、パリッシュが歌詞を付けた。1931年ビング・クロスビーやルイ・アームストロングのレコードがヒット。1957年にはナット・キング・コール、1962年にはフランク・シナトラのレコードがヒットした。このレコードでは、トミー・ドーシー楽団にいた頃と違い、ヴァースだけ歌っている。
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