iPadのメモの使い方を極める

AppStoreで為替レートの変更がありました。今まで115円だったものが85円に。軒並み値下がりしてます。これは、今晩登場するMac本体の値段設定も、円高が反映した価格になるということですね。なんだか財布の紐が緩みそう。



とはいえ、標準アプリを極めてこそ、iPad。エディタとしてはNotepad+を主に使ってますが、標準の「メモ」も意外と使えます。そこで、この「メモ」にフォーカスを当ててみました。
このテキスト・エディタが標準で欲しい Notepad+ for iPad


【基本的な使い方】
・本文の一行目が、そのままタイトルになる。
・打ち込んだ文章は自動的に保存される。
・日付順に整理されるので、日記帳の代わりに出来る。
・「メモ」の検索は、本文中の文字列の検索。
・左端余白をタップすることで文頭を選び、行の追加がしやすい。
この基本仕様は、思いついたことを残していくのに最適。パソコンのエディタで書くより、手数が少ない。よく考えてあると思う。さらに縦持ち(ポートレイト)にすると、画面を広く使え、文書作成がしやすくなります。


【メールとの連携】
・メールのアカウントを追加すると、メモ帳もグループ化される。
iTunesで同期すると、OSXのメールに「メモ」フォルダが出来る。
・つまり、メモはメールの下書きアプリの扱い。
メモは、あまりiTunesでは同期しないですね。むしろ、下段にあるメール機能を使う。それも送信せず、キャンセルし下書き保存しておくと、パソコンからGmailを開けばコピペ出来るようになります。
iCloudのメール@me.comをメモで使う方法


【キーボードの使い方】
・「?123」を押したまま指をずらすと、一時的に数字入力モード。
・記号類を長押しすると、半角と全角の候補が出る。
・「?123」を押した後の「取り消す」で、何回でもundo可能。
・さらに「#+=」の「やり直す」で、undoとは反対方向に回復。


【漢字変換の使い方】
・ユーザー辞書に「☻」で登録すると「^_^」から呼び出せる。
・全角スペース「 」も、ユーザー辞書に登録しておくと便利。
 (ユーザー辞書の編集は「設定>一般>キーボード」から)
・漢字の追加は、OSXのアドレス帳にvCardで一括登録し同期できる。
 (パソコン側のアドレス帳が使いにくくなるけど)
・漢字変換中に「やり直す」で、入力のキャンセル。
・漢字変換中、指でタップすると文節の区切りが変えることが出来る。
・漢字変換中、文節の区切りを変えれば、そこに追加入力も可能。


【範囲選択の使い方】
・余白でダブルタップか長押し、二本指タップで範囲選択モード。
・左端余白を二本指でタップすると、一行選択。
・左端余白を二本指で長押しすると、複数行選択。
・文字の上でダブルタップすると、その文字列の選択。
・二本指でタップすると、段落の選択。
・二本指で長押しすると、その間隔の選択。
・範囲指定してから、バックスペースで範囲の削除。
実は、コピペのときに出る「置き換え」って、未だ使い方が分かりません。クリップボードに選択範囲を置き換えてそうだけど、そうではない動作のときもあるし。何をするもの?



不思議なのは、キーボードの直上に漢字候補が出ること。入力中の文字を見ながら漢字を選ぶことは出来ない。これっておかしくないですか。iPhoneだと、文字の下に変換候補が出るでしょう。iPadでも、Bluetoothキーボードからの入力だとiPhoneと同じモードになるんです。ところがソフトキーボードからだと、変換が終わり本文を見上げたとき、入力ミスに気づくようになってます。根本的な間違いだと思う。変換候補を選ぶのに,指の移動が少ないよう考えたのかも知れませんが、スペースバーで候補を選ぶのなら、それは余計なお世話というもの。ここあたり、iOS5で改良されていることを願います。


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