WHO CAN I TURN TO
つい、タッチ(iPod touch)ばかり触ってしまう。他のパソコンたちがへそを曲げないと良いんだけど。
WHO CAN I TURN TO
1964(Leslie Bricusse / Anthony Newley) Dan Wickman
Who can I turn to?
When nobody needs me
My heart wants to know
And so I must go
Where destiny leads me
誰にすがれば良いのだろう
誰も僕を愛してくれない
この心は知りたがっている
僕の行くべき運命の場所を
僕を導いてくれる星は無く
僕の傍らには誰もおらず
独り自分の道を進んでいく
いつか闇を抜け出す日まで
そしてたぶん明日になれば
求めるものが見つかるはず
悲しみを捨ててしまえる
笑う権利を乞うか盗むかで
あなただけに耳を傾けたい
僕が生まれ変わるその日に
けれど、誰にすがろう?
あなたからも嫌われたなら
最後のほうは、borrow my share of laughter with you.と読んだほうが良いのかな。「あなたと一緒に笑う僕の権利(分け前)を誰かから乞うか、盗むか、あるいは貸してもらおう」。そして、you に I can learn to が関係詞節としてつながっている。
1964年イギリスのミュージカル『ドーランの叫び(The Roar of the Greasepaint)』の挿入歌。2回使われている。資本主義社会の不条理をコメディ・タッチに描いたプロレタリア演劇。貴族のサーと、その付き人クッキーは「石蹴り」で賭けをしながら旅をしている。ゲームはいつもサーが勝つようにルールが変えられるので、クッキーは負けてばかり。クッキーは不満のあまりサーに復讐しようとするが、間違えてサーの弟を殺してしまう(でも実は、ただの人形)。罪におののきクッキーが歌うのがこの歌。「あなた」は、天上にいる「神様」。神にさえ見捨てられたら、誰にすがって生きれば良いのだろう?
アメリカへは、まずトニー・ベネットの歌で紹介され、それからブロードウェイで上演された。しかしトニー賞では『屋根の上のバイオリン弾き』に負け、歌のほうもグラミー賞で『ハロー・ドーリー』に負けた。負け組の象徴のような曲。でも最後は、サーのほうが「石蹴り」に負け「Who Can I Turn To ?」を歌って幕が閉じる。
これは、下積み時代からサミー・デイヴィスJrが歌っていた持ち歌。
Naked Guitar | |
Earl Klugh Koch 2005-08-09 売り上げランキング : 2895 おすすめ平均 純粋なソロギター 今は昔、当時オフコースの鈴木康博が好きだと言っていて 繊細なギターの響き Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Healing the Pain | |
Bunky Green Delos 1992-12-14 売り上げランキング : 384458 おすすめ平均 Bunky を聴こう。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
http://m.youtube.com/watch?v=64T0GjbKBdw
Together Again | |
Tony Bennett Concord Jazz 2003-09-09 売り上げランキング : 24774 おすすめ平均 大物2人のデュオ 聴き込むほど魅力に Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Exclusively for My Friends, Vol. 4: My Favorite Instrument | |
Oscar Peterson Verve 2004-04-27 売り上げランキング : 181605 おすすめ平均 ソロのピーターソン ベスト中のベスト Amazonで詳しく見る by G-Tools |