青空文庫が耳で聴けるiPhone/iPadアプリ「音声文庫」

読書は一日十五分まで。


音声文庫 - 青空文庫を読み上げ 1.0
分類: ブック,教育
価格: 無料 (Umemoto Non)

体験版なので読み上げ機能に時間制限があります。でも、青空文庫リーダーとしてなら自由にダウンロードして幾らでも読むことができる。内蔵音声で読み上げてくれるところが、眼力の低下してきた高齢者には優しい設計。活字も大きくできるし。
  • おかんでも使えるアプリ、青空文庫読み上げの音声文庫を作った | うめのんブログ


  • LisgoやVoicepaperで培った技術を惜しみなく青空文庫に投入したうめのん氏の作品。確かにPocketやEvernote用の読み上げアプリだとユーザー層を選んじゃいますからね。青空文庫をターゲットにするのはいいんじゃないでしょうか。独自の合成音技術で、イントネーションに不自然なところもあるものの、許容範囲だと思います。



    青空文庫からのダウンロードも分かりやすい。下段の「青空文庫」をタップ。右上の虫眼鏡ボタンで検索。苗字と名前の間に半角スペースを入れるとヒットしやすい。



    下段中央のプレイ・ボタンで読み上げ。あるいは、単語を長押しするとメニューに「再生」が出てきて、そこから開始することもできます。4連続タップでも再生。



    箱ボタンで再生速度を上げたり下げたり、活字の大きさを変えたりできます。全文検索もあるし栞も挟めるし、横書きが気にならないなら、このままで十分青空文庫リーダー。


    おくやみ:青空文庫呼びかけ人・著述家 富田倫生さん、61歳 - Engadget Japanese
    青空文庫では故人の遺志により、富田さんの著書『本の未来』を公開しています。富田倫生さんは1952年4月20日 広島市生まれ。物書きを志して編集プロダクションに務めたのち独立し...
    実は、富田倫生氏がこの16日に逝去されました。享年61歳。まだ世の中がMS-DOSで動いていた時代から書籍の電子化のために奔走し、有志のボランティアによって日本の小説を無償で公開。それが青空文庫です。晩年は闘病生活を送りながらも、TPPによる著作権延長案に反対し続けていました。あなたは日本の文化に「宝物」を残してくれました。ありがとうございます。そして、ご冥福をお祈りします。
  • 富田倫生のページ